【おすすめ本】 萩原 健『ガザ、戦下の人道医療援助 』―破壊しつくされる日常 その中で命を救う活動= 猫塚義夫(北海道パレスチナ医療奉仕団団長)<br />

5 days 21 hours ago
 イスラエルによるガザの軍事侵攻は、2年弱の 間に6万人の犠牲者と14万人の負傷者を生み出した。瓦礫と化したガザでは、多くの餓死者が出るなど、多面的なジェノサイドが進行中だ。 著者は運動体としての国境なき医師団(MSF)に参加し、人道医療援助の活動を実践してきた。 MSFには、医療者が中心と思われているが、その医療支援を実行するためには、水・食料や医 薬品の確保と組織の適切な運営が活動の前提である。また現地での医療団体や公的医療機関・行政との折衝も必要不可欠である。その大切な..
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