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JCA-NETは、下記の緊急連帯声明の賛同団体になりました。
ぜひ多くの団体が賛同されるよう呼びかけます。
PDF版はこちら
現在、隣国韓国においてし烈に闘われている尹錫悦政権の「戒厳令」措置の暴挙に抗議する韓国市民の運動に心を寄せているすべての市民団体・グループのみなさん!
私たち「日韓和解と平和プラットフォーム日本運営委員会」は去る12月5日、尹錫悦政権の「戒厳令」措置の暴挙に抗議する韓国市民への緊急連帯声明
https://youtu.be/85ShEr1aXW4?si=ojWRxLO4hcsqgTdA
を発表しました。それ以後も韓国民衆のたたかいはつづいています。私たちは緊急連帯声明を発出したものとしての責任において、再度、緊急に共同の声明を提案し、連署して新年年初に韓国の市民に届けたいと思います。主旨に賛同されるみなさんの連署をお願いします。声明案の趣旨にご賛同いただける団体(今回は団体に限ります)は至急、連署応諾の旨を下記連絡先に御連絡ください。
賛同いただける団体は以下のリンクに入力をお願いします。
https://forms.gle/krLYbxiicRLb8UpP8
短期間ですので、この賛同要請の拡散も至急ご協力御願いします。
2024年12月16日
「日韓和解と平和プラットフォーム日本運営委員会」日本運営委員会
【共同代表】 小野 文珖(宗教者九条の和) 髙田 健(許すな! 憲法改悪・市民連絡会) 野平 晋作(ピースボート) 光延 一郎(日本カトリック正義と平和協議会) 【運営委員】 飯塚 拓也(日本キリスト教協議会東アジアの和解と平和委員会) 石川 勇吉(愛知宗教者平和の会) 小田川 興(在韓被爆者問題市民会議) 北村 恵子(日本キリスト教協議会女性委員会) 金 性済(日韓和解と平和プラットフォーム 書記) 佐野 通夫(朝鮮学校「無償化」除外に反対する連絡会) 白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯) 平良 愛香(平和を実現するキリスト者ネット) 武田 隆雄(平和をつくり出す宗教者ネット) 鄭 守煥(在日大韓基督教会総幹事) 中井 淳(日本カトリック正義と平和協議会)比企 敦子(日本キリスト教協議会教育部) 飛田 雄一(神戸青年学生センター) 吉髙叶(日本キリスト教協議会) 渡辺 健樹(日韓民衆連帯全国ネットワーク)
【事務局員】 江上彰(日本山妙法寺) 金聖泰(在日大韓基督教会東京教会) くじゅう のりこ(東アジアの和解と平和ネットワーク) 佐藤信行(外国人住民基本法の制定を求める全国キリスト教連絡協議会)潮江亜紀子(外国人住民基本法の制定を求める神奈川キリスト者連絡会) 申容燮(大阪KCC) 藤守 義光(日本キリスト教協議会総務)昼間 範子(日本カトリック正義と平和協議会) 柳 時京(日本聖公会大阪川口キリスト教会) 渡辺多嘉子(平和を実現するキリスト者ネット)
問合せ連絡先:sungjaek52@gmail.com
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<連帯声明文案>
「私たちは尹錫悦政権退陣民主化闘争に連帯します」
去る12月3日、韓国の尹錫悦政権は非常戒厳令宣布を行い、韓国市民をはじめ、日本と世界を驚愕させる事態を引き起こしました。
内乱もない韓国社会において突然、非常戒厳令を宣布するという暴挙は、戒厳令宣布の条件を規定した韓国憲法77条に対する明らかな重大違反であり、むしろ尹政権による戒厳令宣布自体が韓国の憲政秩序に対する内乱として現在、尹錫悦大統領とその共謀者に対する、弾劾をはじめ厳しい追及が国会と市民社会において繰り広げられてきました。
12月4日未明には戒厳令は解除されたものの、日を追うごとに戒厳令宣布の真相が明らかとなってきました。すなわち、尹政権の失政に対する野党議員と市民による怒りと批判をかわすために敢えて理不尽にも批判勢力を北側の朝鮮と結びつけることにより、戒厳令という非常手段をもって一挙に弾圧を図ろうとした意図が明るみになってきました。
去る12月14日の韓国国会においてついに弾劾訴追案が可決されることになりました。一度目の弾劾訴追案の国会未成立をこの度の可決に導いたのはまさに韓国民衆の民主化のたたかいの力であり、これは民衆の大きな勝利の一歩です。これから韓国憲法裁判所が尹錫悦大統領の罷免判決を下すことを訴えながら、韓国民衆はさらに正義の審判を叫びながら民主化のたたかいを深め広げていくことでしょう。私たちはこの日本から引き続き、その動向を見守るばかりでなく、支援連帯の絆を強めていかなければなりません。
韓国市民運動は断固として、自ら内乱的暴挙を犯した尹大統領の弾劾罷免による退陣を要求して立ち上がりました。そして韓国内で市民の諸団体が連合・連帯するそのたたかいは単に一人の大統領の退陣問題にとどまらず、今「韓国政治の大改革」を掲げ、全国に広がっていきつつあります。
1980年5月、軍部独裁による戒厳令のもとで光州の多くの市民が虐殺された痛みの歴史経験を刻む韓国市民は権力による戒厳令宣布の暴挙に対して特別の記憶を心に刻んでいると私たちは聞いています。しかし,その苦難の歴史の中から韓国市民はついに2016年、ローソク市民革命を成し遂げていきました。そのような韓国民主化闘争の歴史から、日本における民主主義と平和のたたかいを続けてきた私たち日本市民は多くのことを学び、これまで連帯してきました。この度の尹政権による戒厳令宣布の暴挙は今再びあのローソク革命の灯火を燎原の火のごとく韓国社会に広げることになりつつあります。
私たち日本市民は、敵意をこえて友好と対話による平和実現の根幹である憲法9条に基づき、軍拡ではない立憲民主主義を堅く守り、日本と韓国・朝鮮、そして東アジアの平和構築の道をめざしています。
そのような理念と展望を堅持する私たちは、今韓国において高揚する市民による尹政権退陣民主化のたたかいに心から連帯の意思をここに表明します。
2025年1月
連帯賛同団体名
関連メッセージなど